ゾンビの哲学に救われた僕は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。
おととい、気になっていた本をついに買いました!
(推定3000歳の)ゾンビの哲学に救われた僕(底辺)は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。
- 作者: さくら剛
- 出版社/メーカー: ライツ社
- 発売日: 2017/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いかにも面白そうなタイトル・・・
哲学書が読みたかったのですが、
「哲学No.1に売れてる!」
というキャッチコピーに素直にのりました。(えへっ)
私は哲学書が難しいかどうかも知らないぐらい初心者です。
しかし、この本は哲学とお笑いを融合させていて笑いながら読んでた。
哲学のことを知りたい人にはオススメの本。
(確かにゾンビの哲学に救われた!)
この本は1〜4章で構成されて、
私がいいなと思ったところは4章に集中していたのでそのうちの良かったところをご紹介!
「対立の可能性のない一方的な苦難はなくさなくてはいけない。」
この言葉に納得しました。
私は一発でこの言葉を理解できなかったんですけど、皆さんはどうですかね?
まず、対立の意味を説明。
「ごはんを食べる時」の対立は
「空腹の時」です。
この二つの対立があるからこそ、ごはんの美味しさがわかる。
このような、対立がなく一方的な苦難だけは意味がないということです。
「ただひたすら苦境に耐え続ける」というのは、対立のない一方的な苦難、永遠の空腹よ。
苦境を抜け出して「解決」や「平穏」という反対側に至ることができて、やっと苦労も意味を持つの。
神や運命や、おかしな格言にすがってはいけない。頼るべきは、自らの努力よ。
努力っていうのはね、決して強さだけじゃないの。誰かに助けを求めることも努力だし、逃げることや休むことが努力という場合だってある。
私が言いたいのは、理不尽な境遇に抗わずただ受け入れ続けても幸せは来ないってことよ。
「我々はわずかな時間しか持っていないのではなく、その多くを浪費しているのである。」
無意味な忍耐で人生を浪費しないことね。
苦労や辛いことが、「食前の空腹」になっているか、考えないといけないってことですね。
「人生の全てに意味がある」「人生において良いことと悪いことは同じくらい起こる」という言葉を信じていたので、このような考え方は新鮮でした。
確かに、1歳で亡くなった子が100歳で亡くなった人と同じくらい幸せなことを経験したのかと言われれば違いますよね。
苦難は耐え続けるためにあるのではなく、幸せを感じるためにあり、
そして克服していくためにある・・・考えさせられる内容でした。
「人生はスーパーマリオブラザーズ」
クリアまでの過程が人生の醍醐味
人々よ、悲観することなく、諦めることなく、超人を目指せ。byニーチェ
「敵も出ず山も谷もない」マリオなんておもんないですよね。
姫を助けることはどうでもよくて、姫を助けるまでを楽しむものですよね。
私はクリボーにあたってよく死にますけど
マリオをやってるときって何回も挑戦しますよね。
そんな感じでやってけ!ってことです。
最後に
マリオやろうと思ったらDSの充電器をなくしてできなかった。