「これから世界をつくる仲間たちへ」落合陽一 書評
落合陽一さんの「これから世界をつくる仲間たちへ」を読んだので5つに分けて良いところをメモ書き。
目次
- 「落合陽一」という人について。
- 「意識だけ高い人間になるな」
- 「5つの問い」を自らに投げかけよう
- 解決したい小さな問題を探せ
- ネットで知った知識をそのまま人に話しているようではダメ
- まとめ
- こちらの記事もどうですか?
「落合陽一」という人について。
説明も不要かもしれないが参考までに。
落合 陽一は、日本の研究者、大学教員、博士、メディアアーティスト、実業家。筑波大学 学長補佐・図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰。(ウィキペディア引用)
今度、11/17に行われるFuzitsu insightの落合さんの講演会に行ってくる予定である。
なので、再度本を読みなおしたり、Youtubeを見たり、記事を読んだりしている。
(行ってきましたー!生の落合さんをみれて大興奮でした。落合さん本当に存在するんだ・・・。話してたことはデジタルネイチャーグループのHPに書いてあることがほとんどだったけれど、落合さんが存在することを知れて嬉しかった笑
2018/02/25追記)
「意識だけ高い人間になるな」
落合さんの言う意識高い系の定義は「頑張ってるアピールで終わる。」「本人になんの専門性もないこと。」「専門性がないゆえに自慢するものが人脈か評価されない活動歴、意味のない頑張り程度。」
と述べている。
最近、親に「専門性をつけなさい」と言われた自分にとって耳が痛い。
自己啓発が好きだが、読むことと同じぐらいかそれ以上に実践を積む大切さを最近ひしひしと感じている。英語を話せることは確かに大切だが、話の中身が充実してなくてはいけない。
「5つの問い」を自らに投げかけよう
・それによって誰が幸せになるのか。
・なぜ、いまその問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。
・過去の何を受け継いでそのアイディアに達したのか。
・どこに行けばそれができるか。
・実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか。
専門性をつけるときにこの5つの質問に答えられるかどうか。
「好きなこと」「やりたいこと」に価値があるかわからないときに。
解決したい小さな問題を探せ
「好きなこと」「やりたいこと」を探す、いわゆる自分探しよりも「解決したい小さな問題を探すこと」の方が見つかりやすい。
私も自分探しをしてしまい、迷宮に落ちたことがある。なので、この考え方はものすごく腑に落ちた。
みうらじゅんや星野源が提唱する「自分なくしの旅」と似ているところがある。
(最後にリンク貼っておきます。星野源好きです。)
ネットで知った知識をそのまま人に話しているようではダメ
知識を他の知識とひたすら結びつけておくこと。
検索で知った答えを自分なりに解釈して、そこに書かれていない深いストーリを語ることができるかどうか。
スティーブ・ジョブズも言っていた「点と点をつなぐ」という言葉の意味がやっとわかった。
筆者は「ピカソが高く評価される理由」を例に出している。
20世紀には他にかっこいいと思う画家はいないのか?
いるとしたら共通点と相違点は何か?
ピカソだけがかっこいいとしたらほかの画家と何が違うのか?
画家以外でかっこいいと思う20世紀の表現者は誰か?
「知識をつなげ」と言われただけでは理解できないが、例がとてもわかりやすい。
まとめ
先ほども述べたが、例がわかりやすい。
他にも「みんなが同じ課題を共有しにくい時代に何がウケるか。」ではAKB48や松田聖子を見本に出して述べている。
コンピュータと人間の違いも興味深かった。これからの時代、どうやって生き残っていくのか。コンピューターの下請けとなってしまうのか。
専門性を考えた日であった。
落合さんはものすごい専門性重視の方ですが、
金持ち父さん貧乏父さんで有名なロバート・キヨサキさんはジェネラリストをすすめていましたね。
こちらの記事もどうですか?